中医学では春はすべての成長の始まりと考えます。自然界のすべてのことは春から始まり、まるで生命が誕生する時のように活き活きと輝きます。
「発陳」の「陳」は古いものという意味で、「発陳」とは冬の間に溜まっていたものを体の外に出していくという意味です。自然の流れに従い、早起きをして、外に出て散歩などをするのが、この季節に合った過ごし方です。
インドのアーユルヴェーダでも同じアイデアで、1年の中で春はデトックスを行うには最適な季節であると言えます。
今回は、外国へのヨガリトリート参加や、ヨガ講師養成コースに挑戦したいが難しい方の為に、春のデトックスで浄化を意識しながら、ヨギックライフを体験し、体質だけでなく意識を改善する3日間の集中企画です。
今回も インド・フランスで修行を続け、世界中を旅する仏教徒でありシンギングボウルプレーヤーのマユを迎え、ウェイロンと二人三脚でのティーチング。
初日は、志保子の陰ヨガをベースとした、ヒーリングロータスのワークショップ。冬の間に冷え固まった臓器や経絡を集中的に刺激し、翌日から始まるウェイロンのエネルギッシュな陽のクラスの準備を整えます。
早朝より、瞑想・クリアヨガ(ヒマラヤ秘伝の強い浄化の呼吸法)・アーサナのクラスを、約3時間半に渡り行います。アーユルヴェーダで表現すると、動き始めることで身体にも熱が戻り、また春の太陽の熱によっても、身体内に固まっていた不純物が解け始めていくのです。
夜のプログラムは、マユの深いシンギングボウルヒーリングと瞑想の世界を堪能。解毒中の作用や疲れを癒していきます。
毎朝、長時間の練習の火照った体をクールダウン、 冬の間に疲いすぎた胃腸に負担をかけないフルーツスムージーの固形版、フルタリアン・ポリッジを頂きます。ヴィーガンヨーグルトと呼んでもよい酵素いっぱいの朝食です!
毎食前には、キルタンと呼ばれる音のヨガを行います。メロディーにマントラを唱えながら、自分自身のマインドだけでなく、これから頂くお食事にも環境にも感謝の祈りを捧げます。
同時にウェイロンのサットサンガで、ヨガ哲学の世界にも触れていきます。
滞在中のお食事は全てヴィーガン食。
年末年始で食べ過ぎたり、動物性などの消化の悪い食材や食生活から完全に離れ、お腹いっぱいになり過ぎないヨギーが頂く菜食メニューをご用意しております。
大牟田ハイツのシェフによる精進料理や、地元の有名ヴィーガンシェフによるバラエティー豊かなミールをお楽しみください!
天候にもよりますが、2日目午後にはショート・トリップ。
専用バスにて、熊本の金峰山(ズッダヨガスクールのリトリート建設予定地)にある、宮本武蔵が瞑想し五輪書を書き上げた洞窟へ向かいます。また夏目漱石が養生していた先「草枕 」でも有名な草枕温泉にも立ち寄りましょう。
万が一天候に恵まれない場合でも、お部屋は2名1部屋ゆっくりと、畳のお部屋をご用意しております。リトリートセンター「おおむたハイツ」には天然温泉がございますので、旅や練習の疲れも朝昼晩ゆっくりヒーリングしてあげましょう。
山の中のロケーションのため、とても静かな環境の中、お散歩や読書などお楽しみ頂けます。
リトリートのスケジュール
3/1 (金)
15:30 レクリエーション
16:00~17:30 志保子のヒーリングロータス(陰ヨガクラス ※呼吸法から丁寧に指導していきます)
18:00 キルタン
18:30 ディナー
20:00 サットサンガと瞑想
20:30 就寝
3/2(土)
4:30~8:00 モーニングサーダナ
8:30 朝食
10:00 ウェイロンのヨガの哲学などお話
12:00 ランチ
13:00~17;30 金峰山宮本武蔵の洞窟、草枕温泉など観光
18:00 ディナー
19:30 シンギングボウルと瞑想
20:30 就寝
3/3 (日)
4:30~8:00 モーニングサーダナ
8:30 朝食
10:00 チェックアウト
10:00〜11:00 サットサンガとシェアリング
11:00 解散
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日時: 2019年3月1〜3日
場所: おおむたハイツ 福岡県大牟田市甘木甘木山1203-116
(JR 新大牟田駅からタクシーで5分- 福岡空港からリムジンバス新大牟田駅下車、または博多駅から新大牟田駅。その他 西鉄大牟田線倉永駅から 徒歩15分。)
参加費:
正規料金 52.000円 / アーリー・バード 45.000円 ( ※ 2月4日までにお申し込み頂いた方)
ズッダ卒業生 40.000円 / ズッダヨガリトリートリピーター 48.000円
◎ 参加費に含まれるもの
宿泊と朝昼夜のお食事、リトリートセンターでの温泉使用料、参加中の全てのクラス、オプションでショートトリップの移動費(※施設使用料は個人負担)。
※リトリートセンター迄の交通費は参加費に含まれておりません。
申し込み方法 :
ズッダロータスヨガスクール 担当 志保子迄 emailにてお申し込み。
studiolotus.shanghai@gmail.com
※ 携帯のメールアドレスから送信された場合 、こちらから返信出来ない場合がございます。出来ればパソコン使用のemailにてお申込み下さいませ。
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講師紹介
Waylon Belding (ウェイロン・ベルディング)
ウェイロン・ベルディングはカナダ・ブリティッシュコロンビア州の森や山に囲まれ環境で誕生。
ナチュラリストの両親のもと人生最初の6年間をファームで過ごし動物や木々、自然に対する理解を深めながら育つ。バンクーバーにて17歳からヨガの練習を始め、インド・ヒマラヤ、世界中を旅し実践と勉強を重ねる。
彼の独特のティーチングスタイルは、自然との繋がりや調和、そして音のヨガ、キルタンやチャンティングをバランスよく取り入れたクラスを構成し、且つインドやヒマラヤ各地で学んできた伝統的なヨガを忠実に教えている現代には珍しい現代には珍しいプロパースタイルのヨギーのひとり。
5年前よりZuddha Lotus Yoga Schoolを開設。現在も世界中でワークショップやヨガ講師養成コース、リトリートなどを運営し且つヨガの学びを怠ることなく日々練習を続け、小さなヨギーニ・パドマとパートナーでヨギーニである志保子と共に、家族3人世界を旅しながらヨガを学び教え続けている。
Mayu
幼少より全人生をピアノ、音楽(NADA)へ捧げ、多忙な毎日を送る中、ヨガに出会う。
側彎症から歩くことも困難になると医師に診断されも日々ヨガへ献身を捧げ続け、サダナを通じて浄化作業を続けているうちに心身軽くなっていくことを確信する。
バンクーバーにてズッダロータスヨガスクールのTTCに参加し修了、全米アライアンスヨガインストラクターの資格を取得。
ヨガの教えの中、音という自分の原点を使ったチベタンシンギングボウルサウンドヒーリングに出会い効果の高さに魅せられネパールに渡りUmesh Shahiの指導のもと、認定チベタンシンギングボウルセラピストの資格を取得。
チベットラマを師として持ち、ブッダダルマ(ブッダの教え)をチベット仏教のもと学び、実践すると共に、クラスではチベット仏教の瞑想法や教訓もシェアしている。
音と波動が与える影響の大きさ、全てに感謝も献身の心を持ち続けることの大切さを伝えながら上海を中心にアジア、ヨーロッパ各国で教え、学びを続ける。
小中学高校に招かれマインドフルネスのクラスをシェアする他、世界各国にあるエコスパリゾート、シックスセンスズオフィシャルビジティングセラピストでもある。
ベジタリアン、スピリチュアリズムのトピックを中心にドイツ、日本の雑誌に執筆活動も行う。ヨガTTCやワークショップの通訳も行う。ウェイロン率いるズッダロータスヨガスクールでは、ウェイロンの右腕として、通訳・アシスタントとして活躍、多くの生徒にインスパイヤーを与えている。
SHIHOKO
福岡県出身。幼児期より身体の表現の世界に魅せられバレエの道へと進む。後ホスピタリティービジネスと出会い、人との繋がりを意識する傍ら、心と体のバランスを整えるホリスティックな生き方を教えるヨガの世界に魅了され、インストラクターの道に進む。今までの人生のプロセスでは感じられなかった自分自信との繋がりを強く感じたことがきっかけで、ヨガという生き方をライフスタイルにも積極的に取り入れ、食事法、瞑想などあらゆる種類の「浄化」作業の改善を始める。
2000年より上海へ移住、スタジオロータスshanghaiを主宰し、日本、アジア、インド、北米、オーストラリア、ヨーロッパ等世界中を旅し、ヨギーであるライフパートナー・ウェイロン・ベルディングと共に、世界中でヨガや瞑想を教え、学びを続ける。
現在は2児の母。ヨガファミリーとして今も旅をしながら、ウェイロンのエネルギー溢れる「Zuddha Yoga」を共に教え、ズッダロータスヨガスクールのオーガナイザー兼メインティーチャーとして世界中でワークショップ、リトリート、ヨガ講師養成コースを展開。
特にウェイロンとは真逆のヨガのスタイル、ヒーリングロータスと名付けた陰ヨガベースのワークショップが人気である。
地球と人類への手助けを、ヨガ・音楽を通じて社会貢献し、ヨガの信念に基づいたシンプルでアヒムサ(非暴力)な生活と活動を続けている。