私にとっての真実とは何か。ーズッダヨガ200時間TTC感想文(飯島久美子)

 私はこの21日間のトレーニング中だけでは無く、行く前、そして日本での生活に戻った今でも、とても深い学びの中に居ます。

自分の内側を深く観察することで、今の私が尊重したいことや真実とは何なのか、確信を深めることが出来たように思えます。

どこからともなく聞こえるネガティブな声によって、自分で自分を混乱させてしまうこと。そしてそれによって人生の舵が取れず迷子になってしまう事がよくあります。

今回、この事とじっくり向き合うことになりました。
とても居心地が悪く逃げ出したくなる出来事です。
なぜなら、今までの人生で自分を守るために意図せず使っていた言い訳や考え方のクセを認め、その頑丈なメッキを1つ1つ体から剥がしていかなくてはならなかったからです。

普段の東京での生活であれば、出来なかったと思います。
娯楽によって忘れる、知らないフリをする、環境や誰かのせいにする等、いくらでも他の選択肢があり、自分と向き合う環境を作り出すことは困難です。

ハワイ島の自然な生活
健康的な食事
厳しいトレーニング
私の姿を写し出す鏡、不要な情報の無い暮らし
安心で安全な仲間

これらのものが私を後押ししてくれました。私にとってこのTTCは今の自分と向き合うのにぴったりのコースでした。

また、アーサナのホールドで限界まで追い込み、堪えきれず叫んだ時、自然と涙が溢れ、涙と一緒に様々な感情が内側から湧き出てきました。
そこには怒り、憎しみ、悲しみ、悔しさ、今までの人生で蓋をしてきたもの、自分自身でも扱えないものがあり、それらを不意にえぐり出されてしまいました。
驚きと共に何故かその時、"本当の自分"が少し見えたような気がして、居心地の良さを感じました。
ウェイロンが与える愛とタパス無しでは、限界を越え、ここまで自分を深く掘り下げるのは不可能だったと思います。

これらの経験を通して、これからはもっと自分に寄り添って生きよう。そして、これからも私の人生に起こる様々な出来事や感情を使って学びを深めていこう。
そこにきっと、私の尊重したい真実があるはずだ。
今、そんな風に思っています。

宝物となる経験でした!

飯島久美子

  

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