『200時間ヨガティーチャーズトレーニングのこと』
私が200時間のヨガティーチャーズトレーニングを受けたのは、ちょうど4年前。
当時私はダンナさんの転勤で上海に住んでいて、そこで Zuddha Yoga のウェイロンとしほこさんとの出会いがあって、誘われるままにそこからバンクーバーに飛んで行って、1ヶ月のトレーニングを受けた。
その頃の私は、心理士としてのキャリアを中断して、上海で主婦をしているという生活に、私はこんなハズじゃない!とほとほと嫌気がさしていた。
だから、打ち込める何かということで半ばヨガに依存していたのもあったし、正直上海からもダンナからも一旦離れたかったというのもあって、バンクーバー行きを決めた。
そんな気持ちで参加した私にとって、トレーニングはかなりハードなものだった。
毎日野外で何時間にも及ぶ練習。
そこから英語でどんどん語られていく授業。
しほこさんや仲間が通訳してくれるのだけれど、疲れた身体でもはや頭働きません状態・・・。
それで随分不満を溜め込んでは、何度もウェイロンとぶつかった。
でもその度にウェイロンは本気で返してきて、後から冷静に振り返ってみると、それってすごいことだったのだ!と思う。
あれだけのエネルギーで私と向き合ってくれたのは、後にも先にもウェイロンだけかもしれない。
そして間違いなく、それは私のエゴを打ち砕くきっかけとなったのだ。
ヨガは生き方全てに対する、深い深い教え。
それを少しずつでも理解していくには、自分の殻を破って、エゴを緩めていかないとどうしようもない。
4年前の夏、あの体験があって、私は確かに少しずつ変えられたのだ。
もう一つ私にとって貴重だったこと。
それは練習の大切さを叩きこまれたこと。
トレーニングを卒業してから3年半程、私は細々とだけれどヨガをお伝えすることを続けている。
ヨガを伝え始めると、それこそ迷うことなんて山程ある。
その時どこに戻ってくるのか?結局は自分の練習しかないのだと思う。
それがないと本当にグラグラになってしまう。
タパスだと言われむちゃくちゃ練習させられたように思っていたけれど、今それが私を支えていることも間違いがない。
今年秋から、ウェイロンたちは日本で初めて200時間のティーチャーズトレーニングを開催する。
あれから4年、パパとママになったウェイロンとしほこさんは間違いなく愛がアップしてるし、内容やスタッフもいろんなことが整えられてきているよう。
今回は優秀な通訳さんがおられるので私はへなちょこ通訳ではなく、一部にはなるが参加してアーユルヴェーダをお伝えさせていただく予定。
小さな器かもしれないけれど、私が愛してやまないヴェーダの知恵をシェアさせていただけることは、この上ない喜びだ。
ヨーガとは生き方そのもの、それを全体として体験できるのが、ズッダのトレーニング。
新たな生き方への扉、ご興味おありの方、よければその旅をご一緒しましょう。
今村 幸子
Inner Peace 今村 幸子 (カルマヨギー兼アーユルヴェーダ特別講師)
http://ameblo.jp/inner-peace-yoga/
福祉の現場で心理士として働く中で、セルフメンテナンスの必要性を感じ、ヨガを習い始める。
流れるように動くアーサナの中に心地よさと喜びを見出し、次第にヨガに魅了され練習を深めていく。
パートナーの転勤に伴い上海で暮らしたことで、ヨガの伝える『心の静けさ』の大切さを実感し、ティーチャーズトレーニング受講に至る。
ヨガ哲学を学ぶ中で、ヨガとはライフスタイルそのものであるということに感銘を受ける。
ヨガと姉妹科学であるアーユルヴェーダも学び、インド古来より今も息づくヴェーダの生き方を、実践し伝えていけたらと思っている。
全米ヨガアライアンス認定 Zuddha Yoga 200時間ティーチャーズトレーニング修了(Waylon Belding, Shihoko Otsubo 先生)
ヴィンヤサヨガ・ヨガ解剖学を野村賢吾先生より学ぶ
ヴェーダーンタ(ヨガ哲学)をToshi Amrita先生より学ぶ
キルタンを堀田義樹先生より学ぶ
陰ヨガ・がんフレンズヨガ ティーチャーズトレーニング修了(中里貴子先生)
マタニティヨガ・産後ヨガ ティーチャーズトレーニング修了(片岡まり子先生)
アーユルヴェーダ初級認定50時間修了(浅貝賢司先生)
アーユルヴェーディック・ヨガセラピー ティーチャーズトレーニング修了(サントーシマ香先生)